会いたい人と自由に会い、お菓子とお茶をお供に心ゆくまで語り合う。 そんな当たり前だった大切な時間を取り戻し、安心して過ごせる場所を提供したい。 八兆屋では、人の「ご縁」を繋ぎ、地元農家をはじめとする生産者と菓子職人の「地産地消」を繋ぐ新しいコラボレーションを始めます。 当店の大きな特徴でもある、ほとんどの客席が個室か半個室であることを活かし、季節の農産物を使用したお菓子とお茶で、ゆっくりとくつろいでいただく。 「Yell(エール)応援菓」メニューで、あなただけのペアリングをお楽しみください。
「農菓プロジェクト」は、石川県内の農家17社と和菓子店16社が活動する任意団体(2022年6月現在)。農家と菓子職人が協業で農産物を加工し、創作和菓子を作り販売まで一緒に行う取り組みが全国的にも注目されています。最近では、新しい石川の菓子歳時記として夏のおはぎ「夜舟」がヒット。
能登・金沢・加賀の菓子職人の技が光る、地元の農産物を素材としたお菓子が「八兆屋」に揃います。新しい地元の素材やお菓子に注目です。
津幡町の農園で、農薬や化学肥料を使わずに20種類以上のハーブを栽培している『ハーブ農園ペザン』は、農菓プロジェクトの農家メンバーでもあります。自社農園で栽培したレモンバーベナ、レモンバーム、カモミールを使用し、八兆屋オリジナルでの配合ブレンドハーブティー。りんごのような甘さにレモン系ハーブの爽やかな口当たりが特徴です。人に、地球にやさしいお茶を味わってみてください。
加賀藩と同じ時を刻む東山の老舗茶舗『天野茶店』が代々継承する加賀棒茶「加賀かおり」をチョイス。前田家と共に尾張から金沢に来たという400年以上の歴史ある茶舗です。地元で愛される加賀棒茶は、令和の大嘗祭でも献上された、新茶の葉脈の根の部分を煎じた香り高いお茶。数ある茶舗でもその店によって煎じ方が異なるのが特徴です。抹茶も数ある種類の中から厳選。茶道が盛んな金沢らしく甘いお菓子とのマリアージュは抜群です。
(菓)つば屋(金沢市)
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(農)加賀フルーツランド/三共農園(加賀市)
【いちご かおり野】
金沢の和菓子界に新風を吹き込む『つば屋』から、新しい上生菓子の提案です。加賀市に広大な敷地を持ち、一年を通して多種多彩な果実を栽培する『加賀フルーツランド(三共農園)』の苺を餡子にして、見た目も愛らしい「いちごの春便り」が完成しました。鮮やかな苺の赤とおいしさを表現した若い感性が光る農菓コラボです。
(菓)マルニシ(小松市)
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(農)東果樹園(金沢市)
【林檎 ふじ】
餡をたっぷりと混ぜて蒸し上げた、しっとり食感の蒸しカステラ。金沢市にある『東果樹園』の林檎の中でも、加熱すると甘さが増すという「ふじ」を使用。キャラメリゼした焼き林檎のコク深い甘味とシナモンの香りが口の中でふわりとほどけて幸せな気持ちになります。洋菓子の技術を取り入れた、リピートしたくなる一品。
(菓)佐吉庵(羽咋市)
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(農)笠間農園(内灘町)
【河北潟こまつな】
冬に好評だった「ふわふわ大福」を春らしい桃色のうさぎにして、『笠間農園』自慢の小松菜を餡に練り込み、やわらかい餅生地で包んでいます。可愛らしいうさぎの大福の中から、「河北潟こまつな」の瑞々しい香りと食感を楽しむことができる春の味わい。和菓子処ならではの技が光る味のバランスをお楽しみください。
(菓)河田ふたば(小松市)
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(農)本田農園(小松市)
【いちご すみれのほっぺ】
南加賀の餅菓子の名店『河田ふたば』四代目が作るのは、同じ小松市の『本田農園』のいちご「すみれのほっぺ」を贅沢に使用したふわりと軽い春のどら焼き。いちごをジャムにしてクリームチーズにあわせ、チョコチップを散りばめました。もっちりとしたどら焼きの皮でサンドすれば甘酸っぱさが絶妙なバランスでマッチングしています。